「明日へ架ける橋」倉木麻衣
激闘から一夜明け、
未だ解消されない「決定力不足」に嫌気が差し、
監督の手腕の物足りなさに憤慨し、
サハラ砂漠に落とした指輪を探し出す程度の可能性が残った。
2006 FIFA W杯。
初戦、オーストラリアに逆転負け。
2戦目、クロアチアに無念のドロー。
勝てるゲームを2つ落とし、
難攻不落のブラジル相手に勝利が必須条件。
それも、得失点差を考えれば「2点差以上」の…。
「絶望」・・・というより「無謀」
日本代表の“最終戦”は無謀な戦いへ赴くことになる。
だけど…
諦めるにはには早過ぎる。
諦める理由が見つからない。
だって、「マイアミの奇蹟」があったのだから…。
『求める心 あれば出逢うはず
失っていた 光 輝くよ
明日へ架ける橋
どこまでも 築けるよ
たとえつまずいても きっとたどり着く
明日へ架ける橋
虹色に染めかえて
歩けば必ずきっとたどり着く』(…♪)
明日へ、橋を架けよう。
今こそ、自分たちの力で。
勝利は信じる者にのみ微笑むのだから。
2006 FIFA W杯。
日本代表チームに勝利の栄光を!!